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茶柱コラム

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バックナンバー39
 

くすりの起源とティーバッグ

2019.03.28

春は確実に近づいていますが、大気が不安定な時期で急な雨や、春雷に注意が必要ですね。
静岡でも先日、東部地区で3時過ぎに急に雹が降り、そして雨に変わったかと思ったら、1時間くらいしてあがり、その後東の空には大きな虹、という天候の変化がありました。
そして、強風と共に飛んでくるのは、恐怖の花粉! マスクが手放せない日々が続いています。
 春といえば花粉症!?

さて、花粉といえば(?)花粉症。 目鼻の症状だけでなく体のかゆみや、ひどくすると頭痛とか、かなりツライですね。
「べにふうき」のお茶とか、麹やヨーグルトなどの発酵食品など、「良い」と聞けば試して見たくなるものです。 これらは即効性を期待するより、予防を兼ねて普段の食生活に取り入れるパターンですね。
そして、イザとなったら耳鼻科へ駆け込みましょう! この時期、ものすごい混みようですが・・・ でも、病院の薬は即効性が期待できますよね。 
あまり薬に頼りすぎるのも・・・とも思いますが、症状と状況でうまく使い分けるのが良いのかもしれません。
 くすりの起源

薬の歴史は『人類の歴史』と共に歩んできました。 一万数千年前の縄文人たちの住居のあとからも、薬として使ったと見られる植物(薬草)が多数発見されているそうです。
昔の人は木や草花、虫、鉱物など、自然にあるものを薬として使っていました。どんなものがどんな病気に効くのかいろいろと試しながら発見してきた、先人の知恵の積み重ねですね。
お茶もその一つ。鎌倉時代に、臨済宗の開祖・栄西がお茶を中国・宋からお茶の種と飲み方を持ち帰ったことがきっかけといわれています。 当時のお茶は大変貴重で、嗜好品というよりも、薬として伝わったと言われています。
◎ ティーバッグの起源

さて、前回のコラム掲載後Facebookで海外よりもさらに古いティーバッグのルーツと思われる物を見つけたとお話しました。
それは、「振り出し薬(ふりだしぐすり)」といいます。生薬を入れた布袋を湯の中で振り動かし、成分を溶かし出して飲むものなんです。
多くの記録があるようですが、一番古い物ではなんと「室町時代末期」まで遡るようです。
当時の医者が用いた薬に「山田の振り出し」というものがあり、薬物を細かく
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刻み布袋に入れ沸湯を注ぎ浸出して服用するため、煎じ薬より応急に利用でき戦場などで重宝したようです。
まさに「ティーバッグ」のルーツと言えませんか?  そして、「薬物」と呼ばれるものの中には、緑茶葉もあったようです。
もちろん、当時の目的と今とでは全く用途が違いますが・・・ でも、お茶が当初は「薬」として渡来したという伝承からすれば、納得できる話だと思いました。 ただ歴史上での薬というと、ぐつぐつと煮出す「煎じ薬」をイメージしていましたから、この振り出し薬は新しい発見でした。
そして、歴史的にも海外の事例よりもさらに古いっていうのも驚きですね。
◎ ティーバッグあれこれ

中身は違っても、手軽に抽出するという目的は同じです。 そうすると形状や使い方も似通ってくると言うのも面白いものですね。
でも、現代では「化学的な技術やアイデアが加わって」、目的が同じでも様々な形状や材質のティーバッグが登場してきました。 10数年前なら昔ながらの四角いティーバッグがポピュラーだったかもしれません。
最近ではテトラ型(三角錐)をよく目にします。
中身が、粉末から茶葉そのものに変化したことが大きいかもしれません。
そしてテトラ型のメリットとして、携帯性や手軽さはそのままに、お茶っ葉が広い空間でゆったり踊るティーバックになりました。 それもこれも、美味しいお茶をもっと手軽に飲もうと言う現代人の知恵の一つ。
ティーバッグは、文字通りの「お茶のバッグ」から「使い切りの茶器」へと進化してきました。
だって、ご先祖様達には負けていられませんからね。
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リーフ(茶葉)のお茶セットだと給湯室など、それなりにお茶のセットの保管や準備に場所を取りそうですが、ティーバッグだとお湯を入れた保温マグと何種類かのティーバッグで、手軽にデスクでお茶を楽しんだりされる方も増えていますよ!
茶柱くん_手つき
 http://www.takezawa-seicha.co.jp/item/tyabasen.html

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進化したティーバッグ

2019.02.19

2月に入り、暖かさを感じる日もちらほらと。 春は確実に近づいていますね。
とはいえ、まだまだ朝晩冷え込む日も多いうえに、乾燥が続き「インフルエンザ」も気になります。 
お蔭様で、毎日のお茶習慣のおかげか、今年も「風邪」「インフル」知らずで過ごしております。
 お手軽なお茶習慣

さて、時間のある時は茶器を使ってゆったりと「茶葉」で淹れたお茶を楽しみたいものですが、時間に追われる毎日は、手軽にお茶を楽しみたいものです。 そんな「お手軽なお茶習慣」にはティーバッグのお茶が便利ですね。
ところで、そんなティーバッグの起源について、以前「1908年にニューヨークの貿易商であった、Thomas Sullivan氏が考案したと言われている」とお伝えしたかと思います。
 ティーバッグの起源

ティーバッグの起源として一般的に伝えられている話しとしては、商品サンプルの紅茶の葉を、絹製の小袋に入れて小売商に送ったところ、それ自体が商品と勘違いされて、袋のままお湯に漬けて紅茶を入れてしまったことが始まり、という話じゃないでしょうか?
これがほぼ定説として、wikipedia なんかにも載っているようです。
ところがある記録によると、ティーバッグの起源はさらに7年ほど遡るようなんです。
◎ 二人の発明家。

時は、1901年8月26日のお話です。アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキーのRoberta C. LawsonさんとMary Molarenさんという二人の女性が、「Tea-leaf holder(茶葉ホルダー)」という特許を申請しています。
そしてその図面を見ると、これがなんと今で言うティーバッグにそっくりなんです。

当時お茶を淹れる時には、一般的にはポットで入れていたようですが、1回にそれなりの量の茶葉を使用し、しかも置いておけば新鮮さは失われ捨てられてしまうことも多く、この二人の女性は無駄になると考えたようです。
そこで、メッシュ編んだ綿の布を二つ折りにし、両脇を縫って袋状にしたものに、上の開き口に垂れ蓋を付け、この蓋を折り畳むことで口を閉じる」小袋を考案しました。
この小袋に一杯分の茶葉を入れ、カップに入れてお湯を注ぐことで、茶葉の無駄を防ぎつつ新鮮なお茶を一杯分だけ淹れる事ができるというわけなんです。 まさに、ティーバッグそのものですよね。
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◎ 発明のその後は!?

記録では、2年後の1903年3月24日に、お二人は特許を取得されています。
公式なアメリカ政府の記録ですから、これ以上確かなものはありませんよね?
ただ、残念ながらその後この特許がどのように使われたのか?お二人の特許が普及したのか?など、この特許に関係するティーバッグの記録は一切確認できませんでした。
そして、その後の記録ではじめて登場したティーバッグというのが、先の1908年のThomas Sullivan氏のお話というわけです。  画期的な特許も、商売としては成立しなかったのかもしれませんね。
◎ はじめのティーバッグ

そもそも、サンプル用の包装の勘違いからスタートしたというティーバッグ。 注文が入り、普通の容器に商品の茶葉を入れて送ったところ、「なぜ袋に小分けされていない」とクレームが入ったとか。 それで、小分けの袋を商品パッケージとして販売するようになったそうです。
ところが、一般的な茶葉を絹の袋に入れて使い捨てにするにはコスト的に合わず、また絹の布目も細かすぎて抽出に向かない事から、布を綿に変えると共に中の茶も茶葉の加工時の粉と茎を砕いたものにして抽出しやすくしたものが、ティーバックとして商品化されたようです。 
しかし、この「はじめのティーバッグ」は、端を糊で閉じていたため、熱湯を入れると糊が溶けだし、結果本来のお茶風味を大きく損なっていたようですね。
そんなティーバックも味より利便性が勝り、特に第一次世界大戦当時、一部の国では兵士にティーバックが配給されたことで徐々に広まって入ったそうです。
◎ そして現代のティーバック!

そんなティーバックも、現在では「お茶本来の風味を、手軽に味わえる使いきりの茶器」としてのコンセプトで改良が加えられてきました。
特に、テトラ型形状のティーバッグの登場で、ポットの中でゆったりと茶葉が対流するジャンピングをティーバッグ内でも行わせるスペースを確保したことから、現代のティーバッグは『ポットで淹れたお茶』に遜色無い風味を実現しています。
それを考えると、初期のティーバッグとは名前は同じでも全く別物といっても良いんじゃないでしょうか?
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◎ まずは手軽にお茶を楽しみましょう♫

特許の行方はどうなったのか?とか、 Thomas Sullivan氏は特許の事を知っていたのか?とか、いろいろ想像するときりはないですが、なんてことに思いを馳せながら、今日のティータイムを楽しみたいと思います。
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リーフ(茶葉)のお茶セットだと給湯室など、それなりにお茶のセットの保管や準備に場所を取りそうですが、ティーバッグだとお湯を入れた保温マグと何種類かのティーバッグで、手軽にデスクでお茶を楽しんだりされる方も増えていますよ!
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年末年始の過ごし方

2018.12.28

気がつけばクリスマスも過ぎ、童謡の「お正月」ではないですがあと数日で年が明けますね。
今年も公私ともに色々ありましたが、振り返ればあっと言う間に感じます。
今年は、暖冬と言われていますが、12月から来年の2月までの平気気温の予想では、ちょうど近畿地方から西の地域は気温が平年より高い予想のようですね。
 風邪にご注意!

暖冬と言ってもあくまで平均気温です。むしろ「昨日は暖かかったのに今朝はやけに冷え込む」といった寒暖差が大きい日が多く、体調を崩しやすいので注意が必要なんだそうです。
そして、気温と共に気をつけるのが湿度。 雨の後を除けば、全般に乾燥した日が続きやすく、ウイルスも飛びかい、いわゆる「かぜ」を引きやすい気候が続いています。
さらには、「インフルエンザ」も全国的にシーズンに入ったようですね。
 年末年始のイベントも・・・!

そしてもう一つの年末年始のシーズンといえば、「忘・新年会」のシーズンですね。
「アルコールのシーズン」と言ってもいいかもしれません。
「ついつい飲み過ぎ」&「連日の忘・新年会」のスパイラル(?)で、アルコールが抜ける暇がない方も多いのでは?
飲み疲れでの体力低下で、体を守る機能が低下すれば「風邪」だってひきやすくなります。
◎ 年末年始を乗り切る強い味方。

そんな年末年始を乗り切る強い味方といったら、なんといっても緑茶でしょう。
けっしてお茶を売っているから言う訳じゃありません。
今回は今年のコラムの総集編。今までご紹介した「緑茶」の機能性をもう一度振り返ってみましょう。
◎ 緑茶が持つ力

まず第1に、高い抗菌力。天然の素材(食材)でありながら「細菌」だけでなく「ウイルス」類に対しても高い効果が確認されています。 よく誤解されている方が多いそうですが、「抗生物質」はウイルスには効果がありません。
しかし、「緑茶」の殺菌力は体に優しく、しかも「細菌」「ウイルス」双方に効果が確認されています。
だから、予防に「お茶うがい」などをお薦めしていますが、もちろんそのまま飲んでも効果はあるんです。
第2に、アルコール分解に効果があること。日本茶に含まれるカフェインが、血液中のブドウ糖を増やす働きがあることと、日本茶を飲むことでビタミンCも補給されて肝臓のはたらきの強化を手助けしてくれます。
血液中にブドウ糖やビタミンCがあれば、アルコールの分解を早めてくれることは既に多くの文献や報道などで紹介されていますね。
◎ この冬の総合対策に

夏場は、水出し緑茶が健康に良いとお薦めしましたが、この冬は「暖かい濃いめの緑茶」がお薦めです。
ちなみに、「水出し」と「お湯出し」で、お茶の抽出成分が違うことは、このコラムをご覧戴いていた皆さんは既にご存じですね。
冬、冷たいものはツライですが、寒い時期に必要とする有効成分は「熱いお湯」で効果的に抽出されるんです。
なんと都合いの良い飲み物なんでしょう!
まるで計算されたような、「緑茶」の有効成分は全て自然のもの。人工物は一切含まれていません。
◎ ◎昔ながらの日本の文化が健康に良いという話

日本人に馴染みの深い「緑茶」がさらにパワーアップする方法は、日本でよく見かける日常風景にありました。 
冬にこたつでみかんを食べながらあったかい緑茶を飲む・・・
ドラマなどの1シーンというだけでなく、身の回りでもよくある風景で、あまり気にとめることなく受け入れてしまいますね。
ところが、この緑茶とみかんの組合せ、実は1+1が4にも5にもなる大きなパワーを秘めているんです。
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テレビ番組「世界一受けたい授業」(17/11/18放送 『和食のパワー』の回)では緑茶を毎日一杯以上飲み、みかんなどの柑橘類を毎日食べている方は、がん発症リスクが17%も低いという研究結果があることが放送されました。 これも以前ご紹介しましたね。
緑茶の成分とビタミンCの相乗効果ではないか?という研究も進んでいるようです。
がんは日本人の死亡原因1位といわれています。それから考えると、17%低下というのはそうしてみると大きな数字じゃないでしょうか?
まあがん予防は別にして、とりあえずこの年末「インフルエンザ予防」と「二日酔いの予防と改善」に効果が期待できそうですね。 朝晩の「熱ぅ~い」一杯のお茶。一度お試し下さい。
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お出掛け先や、忘・新年会では、「粉末スティック」が便利です。 いつものチューハイに、
1袋入れるだけで「しぞーか割り」に早変わり。 美味しく楽しめてカラダにも優しいお酒に
なると思いますよ!

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インフルエンザのシーズンです。

2018.11.30

寒さが増してきました。 季節によって「○○のシーズン」という表現をしますね。
今の時期では、一番は「インフルエンザが流行るシーズン」じゃないでしょうか?
厚生労働省では、ホームページ内の「インフルエンザ(総合ページ)」で情報発信しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html
インフルエンザQ&Aなど、最新の予防や治療、ワクチン接種について、など知っていたつもりや、知らなかった情報など、見ておいて損はないと思いますよ。
 風邪・インフルエンザの予防

インフルエンザが流行る大きな原因は、冬の「乾燥」だそうです。
乾燥が原因なら、鼻・のどの粘膜の状態を常に「適度に湿った」状態にしておくことが効果的といえますね。 だから、マスクなんかも有効ということですね。そして、殺菌と加湿を兼ねた「うがい」は手軽な予防法ではないでしょうか?
「うがい」の効果を最大限にするために、「お茶うがい」が有効であると考えられることを何度かお伝えしてきました。
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 お茶うがいの有効性~カテキンの殺菌作用

「洗浄する&適湿を保つ」うえで、「うがい」は有効と考えられますが、それをお茶ですると何が良いんでしょう?   
実験の結果、多くの細菌類の殺菌に要する時間はそれぞれの細菌で異なりますが、ふだん飲んでいる濃さの十分の一の薄さのお茶1mlで1万個の細菌を殺菌するそうです。
また、カテキンには殺菌作用のほかに、細菌が出す毒素を解毒する働きもあるそうです。
ちなみにインフルエンザウイルスに対しては、その型に関わらずウイルスの感染を阻止するそうです。 この点はワクチンなどの抗体と違う、大きな優位性ですね。
 ウイルスと細菌の違い

ウイルスと細菌は別物だってご存じですか? 細菌性の風邪症状には「抗生剤」が効きますが、ウイルス性の風邪症状には「抗生剤」は効果がありません。(詳しくは割愛します)
でも、「お茶」は感染前の殺菌に細菌・ウイルス共に効果があるってスゴくないですか?
 お茶うがいの方法は?

特別な事は必要無いです。 また、あたらしいお茶も必要ありません。普通にお茶を淹れて美味しく頂き、残った茶殻で再度淹れたお茶を「うがい用」に使って下さい。   
有効成分の「カテキン」は温度が高いほど出やすいので、これに関しては水出しよりお湯出しの方が良いかも知れませんね。    
でも、水出し冷茶の「茶殻」を熱湯に浸すだけでも、うがい用の成分は充分に抽出出来ます。
あとは冷まして「うがい」に使うだけです。 なんて「経済的」なんでしょう!
1点、お茶には保存料などは含んでいないので、抽出液のあまり長時間の保存はご注意を。
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◎ それよりも・・・!?

個人的には、1~2時間に1回ちょっと休憩して「温かいお茶を美味しくいただく!」これが一番かと思います。 
学校でも“水筒に熱いお茶”なら持っていけるはずですし・・・   
そうしたら、“ビタミンC”の補給まで出来ちゃいますよね。
◎ ところで・・・

どうでもいい話ですが、世の中は「ゆるキャラ」ブームがありましたが、先の厚生労働省のページ中、啓発ツールの中のインフルエンザ予防啓発キャラクター。
2013年にはマメゾウくんとアズキちゃんだったのですが、よくみると現在は「マメゾウくん」と「コマメちゃん」に変わっていました。 いやいや、全く気がつきませんでした。
まあ、キャラクターは変わっても、うがいの効果は変わりませんので。
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 飲むだけじゃもったいない! 美味しく飲んだ後も役に立つお茶の数々はこちらでご紹介
 
しています♫
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茶色ってなぜ茶色!?

2018.10.31

日本語の難しさの一つに、同じ言葉でもそれまでの経験や体験から、まったく違うものをイメージするものがあることが挙げられるそうです。 クイズなどで使われる「同音異義語」、例えば「蚊に、食われた」と「蟹、食われた」などはワープロの誤変換にもあり、笑えるものですね。
さて、お茶に絡んでのものでは「茶色はなぜ茶色」というのか? いわゆる言葉の由来ですが、なにか禅問答みたいな話ですね。
 色名としての「茶色」

一般的に茶色というと、英語では「Brown」、色の3原色を使ったRGBコード(コンピュータ上でのカラー指定などでよく使いますね。)では115.66.41、カラー印刷でのプロセスカラーなどと呼ばれるCYMKコードでは、0,55,70,55、web制作上でのwebカラーで表すと#734229 などとなります。(まあ、ふつうはナンノコッチャですが ^^;) 
ちなみに、JISの色彩規格では「暗い灰みの黄赤」というそうです。 いずれも同じ色のことを示しているというのもおもしろいですね。
茶色の説明としては、赤と黒と黄色の中間色とか、チョコレート色などの表現が多いようです。 また、褐色(かっしょく)と称されることもありますね。 
その他にも木の皮の色や、栗の実の色であることから、スペイン語では茶色を「Marrón」と呼ぶんだそうです。
 茶という色

さて、「お茶」で連想する色といえば、緑や翡翠色、黄色、ほかにも黄金色なんて表現もあります。
いずれも、お茶を淹れた時の水色から連想する色なのかもしれません。
これが、同じ「茶」の字を使いながら「色」という字を合体させると、一気にイメージが変わってきます。
以前何かのコラムで、学校の図画の授業の話の中で「春の茶畑の一面のお茶色・・・」という表現をしたら、緑・黄緑・黄色・茶色・金色・・と様々な絵が出来上がってきて驚いたという話を読みました。 

たしか、写真を見せたのではなく、授業に先立って先生が「鮮やかな一面の緑がとてもキレイで感動した・・・」という経験を「お茶色」という言葉で、題材の一つとして「言葉」で伝えられたという話だったと思います。 「春」というと、ちょうど新茶時期の新芽が芽吹いてきた時期でしょうか。
それは、「身の回りの自然の風景」を題材にした授業での状況・・・と書かれていたように記憶しています。(お茶つながりの話しとしてふと興味を持って読んだのですが、なにせ記憶が曖昧で・・・)
実際を知っている立場では、「ありえない(笑)」話ですが、見たことがない子供からしたら「お茶色」から真剣に想像した結果なのでしょうか。 今回、この時の話をフッと思い出しました。

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 茶色の起源

さて、冒頭の茶色の起源ですが、諸説ある中で「茶が日本に入ってきて薬湯として煎じた茶で染めた「茶染め」の色からきている」という説が有力なようですね。
茶が中国から伝わったのは平安時代ですが、染料として用いるようになったのは室町時代とされています。
流行色となったのは江戸時代だそうです。
奢侈禁止令(しゃしきんしれい:贅沢を禁じ倹約を推奨・強制する法令)のなかで、茶色系統、鼠色系統、紺色系統は許されたこともあり、「四十八茶百鼠しじゅうはっちゃひゃくねず」といわれるほどに、多彩な茶色が誕生し、染料も多様になったそうです。
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◎ 色の視覚効果

まず、「茶色」は木や土、大地といった自然を感じさせる色として、温もりや居心地の良さといった安心感があります。
空間の中に馴染み目立たず調和する色なんだそうです。  そして「お茶色」とした時は? 代表的なイメージとして「緑」色なら・・・  安心感や安定、調和を表す色です。木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。 五感のなかで嗅覚と関係が深いのが緑色なんだそうです。
そして、においや香りから得る安心感やリラックス感と繋がると言われています。
参考:http://iro-color.com/

これはそのまま「お茶」に通じる話ですね。
色彩だけでなく、実際に香りや味わいからも緊張をやわらげ、気持ちを穏やかにしてくれるんですから。
◎ そんなこんなも茶飲み話として

「茶」の名がつく色も数多いですが、掘り下げるととても奥深い話になりました。
そんなこんなも、美味しいお茶を楽しみながらの茶飲み話の一つにいかがでしょうか?
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 色もいろいろ! お茶の色(水色)もいろいろ! 産地や品種で様々な「顔」を見せて
 くれるんです。 色に加えて味わりと香りと・・・ 楽しみが尽きないお茶のある生活♫
 いちど試してみませんか?

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水は体を巡るもの!?

2018.09.15

暑さは若干和らぎ朝晩秋らしい涼しさを感じるようになりましたが、台風の影響か湿度の高い日が続き、まだまだ夏バテ・熱中症が心配ですね。 また、週明けには暑さが戻るという予報もあります。
インターネットの普及で、色々な情報が手軽に入手出来ますが、反面情報が多すぎかつ中には全く正反対の情報があって、判断に迷ってしまうこともあります。  一つの情報を鵜呑みにせず、自らも色々な情報を吟味し、時には専門家の意見も聞いて判断をする必要がありますね。
発信する側としても、根拠やデータ、あるいは出典元を明確に示す必要があるでしょう。   
そんなことに注意しながら、今回は水分補給にふれてみたいと思います。
 水分補給について

「そんなに水をがぶがぶ飲めないから、体を冷やす事を心がければ、水分補給が少なくても、熱中症にならない」という方がいました。 でも、人の体重の60~70%は水分と言われています。 また同じく、体重の約1/13が血液と言われています。 もちろん、ここでも水分が必要です。
一方、皮膚からの発汗は600ml、呼吸で400ml、合計1日1Lは自然に体から出て行ってしまうそうです。 
反面、飲み過ぎも血液中の塩分濃度(つまりナトリウム濃度)が低下し、低ナトリウム血症を引き起こしてしまいます。
いわゆる水中毒といわれる状態です。 つまり、多すぎず少なすぎず、バランスのとれた水分補給を心がけること。
水分補給って必要かつ重要なことなんですね。
 水分の役割

体の中の水分は、血液を含め常に体の中を循環しています。
血液中では血漿(けっしょう、血液の液体部分)の約9割が水と言われており、栄養物を全身に巡らせ、体温調節を行っています。同時に、老廃物などを対外に排出するため、運ぶ役目も担っています。
つまり、生命活動には必要不可欠なものといえます。
 水が滞る

先般、Facebookで「むくみ」のお話を掲載しました。
多くの方から、補足コメント・情報などを頂きました。まとめると、本来、水は体を巡ることで健康を維持しているとのことでした。
しかし、この水の巡りが滞りカラダに溜め込んでしまうと一変、不調を引き起こす原因となってしまうことがあるそうです。
こうした状態のことを漢方では「水滞」と言うそうです。
水滞」とは読んで字のごとく、水分代謝が悪く水の排出が停滞している状態のことです。
さらに、「むくみ」のある方は、一般的に体が冷える傾向にあるようです。 その原因についてもいくつかコメントを頂きました。
むくみによる余分な水分が、血管やリンパ管を圧迫すると、血行を悪化させてさらにめぐりが悪くなるんだそうです。そのためカラダはいっそう冷え、むくみがとれない・・・ つまり、むくみと冷えのスパイラルに陥ってしまうと、慢性化となってしまうようです。
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水分は、適切な量を体内そして体の内外を、常に巡らせることで健康が保てる。 (かなりアバウトに切り取ってますが)
これは東洋医学(中医学とか漢方などともいいますね)の考え方なんだそうです。
◎ 体を温め水の代謝を促す

実は、今回情報提供頂いた中で、ある方からFacebookでご紹介した「いとこ煮」をほめて頂きました。 
理由は、カボチャは体を温める食べ物と言われており、小豆は水の代謝を促す食べ物なんだそうです。
その方も、むくみに悩んだ時に食生活の改善としてカボチャや小豆をつかった料理を教えられ、改善されたそうです。 
他に、生姜も水の代謝を促すので「生姜のお茶」も効果が期待できるそうですよ。
◎ 水分補給にお茶は良い!?

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コラムでは、水分補給に冷茶をお薦めしています。
が、「お茶はカフェインを含むので眠れなくなる」とか「お茶のカフェインは利尿作用があるので水分補給に向かないのでは?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、過去何度かご紹介しています、「水出し緑茶(冷茶)」は低温で抽出するため、カフェインの量が著しく低下します。 0.5℃では80%近くもの減少率になるというデータも出ています。
(農研機構 果樹茶業研究部門による測定結果)

同時に、免疫力を高める「エピガロカテキン」という成分が豊富に抽出され、体を休め水分補給を行うにはむしろピッタリじゃないかと思います。 最近では、就寝前でも「水出し緑茶」で水分補給される方は増えているように思います。 
◎ 水は体を巡るもの

もちろん、水出し緑茶でもカフェインはゼロではありません。 また、個人差もあるので、すべての方に当てはまるわけではありません。 利尿作用もゼロではないでしょう。 それは否定いたしません。 
だから、水分補給に「お茶」って受け入れられにくいのかな?なんて思ってましたが、今回頂いた色々なご意見や情報で少し考えが変わりました。
水は体を巡るもの」と考えるならば、適度な利尿作用はむしろいいじゃないか! と。
「水滞」を招くよりはむしろ「老廃物を流し、不足した水分を補う」という考え方の方が良いように思います。 それに、じっとしていても、呼吸や皮膚呼吸にともなう発汗で水分は失われるわけです。  
水分を失うことを抑えるより、適度な水分補給を心がける方が、むしろ健康的じゃないかな?って思いました。
もちろん、発汗で不足するミネラル分も、水分補給と共に補うことが前提です。 それには、「お茶」が最適じゃないかって思うんです。 まあ、あくまで個人的な考え方ですがいかがでしょうか?
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 水分補給とか、免疫力向上とか、色々な期待できる健康効果はありますが、まずはお茶を
 楽しむことから始めませんか? 毎日のほんのちょっとの「ティータイム」が心と体の健康に 役立つんじゃないかって思います。

茶柱くん_手つき
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