|茶の動向
【令和七年度産茶葉供給のお知らせとお願い】

二番茶も終了し年間のお茶の組み立てに本来ならば入っていなければならないところですが今年の二番茶は昨年比200%以上の値がつき、最初から最後まで同価格帯で推移する相場となってしまい従来の製造方法の仕上加工ですと、
山の形状茶で 二千五百円/kg
深むし茶で 二千五百円/kg
中むし茶で 二千二~三百円/kg
が今年度産荒茶で仕上げてお届け出来る最低ラインとなってしまいます。
しかしながら、従来の二番茶の価格帯であります二千円以下の仕上げ茶の供給をすべく、繰越しの在庫の利用、仕様の変更、値落し合組用の出物材料の活用等出来る限り皆様のご要望にお応えしたいと努力をしておりますが元々数量に限りがあるものでございます。
又、三番茶、秋冬番茶も例年の二倍以上の相場が予想されており値落し材料としては考えづらくなっております。
ただ、弊社としては産地の原料供給サプライヤーとしての責任を考え、千二百円以下の低価格帯のお茶を除き可能な限りご要望にお応え出来るお茶をお届けしたいと準備をしております。数量に関しては昨年度の実績を基にさせて頂きますので各担当営業マンにご相談いただければ幸いです。
出物に関してもやはり低価格帯のもの程供給が難かしくなっており平均で20〜30%、内質を考えるとそれ以上の値上がりとなっており特にティーバッグ向け原料が枯渇しております。単価の改正、内容量の変更等商品の見直しが急務で弊社のパッケージ商品も秋以降順次改正を実施させていただきますので宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 竹澤重人