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もっと 「日本の紅茶」
紅茶って、ヨーロッパのお茶じゃないの? 紅茶と「日本の紅茶」は何か違うの? | ![]() | |
最近良く耳にする「日本の紅茶」について、聞いてみましょう! |
![]() | そもそも紅茶って? | ||
紅茶(こうちゃ、black tea)は、非常に簡単にいうと摘み取った茶葉を萎凋(乾燥)させ、もみ込んで完全発酵させ、それを乾燥させて発酵の働きを止めて作る発酵茶です。 ところで、ここでいう発酵とは微生物による発酵ではなく、茶の葉に最初から含まれている酵素による酸化発酵なんです。 それから、紅茶の語源はその抽出液の水色(すいしょく)に、また、英語のblack teaはその茶葉の色に由来します。 | |||
![]() | じゃあ、日本の紅茶って? | ||
日本の紅茶、和紅茶と呼ばれる方もいらっしゃいますが、どんなものなんでしょう? まず、紅茶も緑茶も、もとになるお茶は同じ物ってご存じですか? もちろん、緑茶に適した品種、紅茶に適した品種はあります。が、お茶は葉の中に酸化酵素を持っているので、摘んで発酵させると茶色くなります。 | |||
緑茶は、摘んですぐに蒸すか炒って酵素の働きを止めてしまうため、緑色をしています。 ということは、日本茶用の茶葉でも紅茶ができてしまう・・・ってことですよね?また、日本で作られた紅茶用の品種というのも存在するんです。 | ![]() | ||
| 一般に昼夜の温度差が少なく、日照量も少ない、過酷でない環境で育つ日本の茶樹は、優しい味わいを持つようになります。その茶葉で作った紅茶は、そのままでほのかに甘みがあり、お茶に砂糖やミルクを足さない習慣を持つ日本人好みの味なんですね。また、同じ理由で日本の水や食事と相性が良いので、和菓子や普段の食事にも合わせやすいと言えるんじゃないでしょうか? | ||
![]() | 「日本の紅茶」の飲み方は? | ||
よく「湯温が・・・」とか「抽出時間は・・・」とかいいますが ・ ・ ・ あまり堅苦しく考えず、「ご自分の湯温・時間」を見つけて頂ければ・・・じゃダメですか? だって、人の好みは十人十色っていいますから、お茶の好みも様々じゃないんでしょうか? 一般的に湯温が高いと渋み・苦みが出ますし、時間が長ければ濃く出ますし、色々試して「ご自分の湯温と時間」を見つけるのも楽しみの一つ♫ でも、あえて経験上で言うなら・・・思いっきり長ぁ~く抽出して見るのも一つの味わいかも。 もともとが、外国産の茶葉に比べて渋みが少なく、同じ淹れ方ではチョット軽く感じるかもしれませんが、長く蒸らして抽出しても渋くならず、かえって味と香りがはっきりするように思います。 それと、オススメが一つ! 初めて「日本の紅茶」を味わう方は、最初の一口はまず「ストレート」でお試しを! ミルクもレモンも砂糖も不要です! 誰もが、これが「紅茶!?」と思うはず・・・ 紅茶の香りを持っていながら、渋さの無い柔らかな味わいで、ほんのりとした甘みを感じられたら、とても安らかで幸せな気持ちになりました。 もしそんな気分が感じて頂けたなら、それがきっと、あなたも「幸茶」に出会えた瞬間なんだと思います! |
![]() | 「日本の紅茶」の楽しみ方! | ||
まずはストレートで一口飲んでみましょう。渋みが少なくマイルドな味わいで、ほのかな甘みとデリケートな余韻が残ります。 紅茶は、ケーキやクッキーなどの洋菓子にしか合わないものと思っている人も多いんじゃないでしょうか? もちろんそれらも合いますが、和菓子や和食の食事どきにも試してみてください。 日本の気候風土で育まれた『日本の紅茶』は和菓子や和食にも合うんです。 だから、自慢の「桜葉」と合わせてみたり、「生姜」や「栗」の甘いほっこり感と合わせてみても、見事に調和しました! 「和菓子には日本茶」、「洋菓子には紅茶」という固定観念を崩してくれるのが、この日本の紅茶だと思うんです。 |
![]() | 「楽しみ方!」いろいろ | |||||
まずは、下の3つ写真の違いわかりますか? 今回は夏向きのアイスティ-です。 左から ①ストレートアイスティ ②アイスティ with 紅茶ice ③アイスティ with 紅茶ジュレ って、見た目じゃわかんないですよね? | ||||||
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お湯出し・水出し問いません。いつもより多めに淹れたら3つに分け、1つはそのまま冷茶に、1つは製氷皿で氷に、1つは鍋で少し温めゼラチンと混ぜて冷蔵に!(量はそれぞれお好きなだけ!) まずは、普通にアイスティ。 お年寄りには冷蔵庫で冷やしただけのやさしい冷たさです。 もっと冷たく普通のアイスティに、同じお茶の氷なら溶けても薄くならず同じ味で楽しめます。 また、ジュレを混ぜるとチョットお子さん向けの冷たいドリンクゼリーにと3変化! ご家族で楽しむのもいいですが、お客様向けでも喜んで頂けます! スペシャルは、氷とジュレの「トリプルティー」! なんて、暑い日には、最高なんです。 簡単ですから、休日にお子さんと一緒に作っても楽しいですヨ。 「桜葉入り」や「生姜」「栗」なんかのフレーバーティーを使えば、手間無く変化も付けられます。 「日本の紅茶」なら砂糖を入れなくてもほのかに甘く、子供さんの虫歯の心配も少ないですよね! ・・・でも食べ過ぎ・飲み過ぎは注意です。 それでも「もっと甘いほうが」という時は、好みでハチミツなどをちょっと入れたりして下さい。 そして ・ ・ ・ | ||||||
最後に、本当に「デザート」! ジュレを器に盛り、好みで練乳やミルク、なければコーヒーフレッシュなどを掛け、ミントの葉などを飾ってみました。 余談ですが、ミントはイチゴの空パックでキッチンの隅でも育てられるので、ちょっとした飾りに便利です。もちろん、庭の隅に植えておいても手間無く増えてくれます! お金をかけなくても、いつものお茶でいろんな楽しみ方があるんです。 ぜひお試しを!! | ![]() |
紅茶やお茶の楽しみ方は、飲み方としてもそれ以外でも、まだまだ山のようにあるんです!
サロンのページのレシピや、新しいお茶の楽しみ方のページなどで、順次ご紹介していきます。
お見逃しなく。

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