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茶柱コラム バックナンバー 2019年2月

 

進化したティーバッグ

2019.02.19

2月に入り、暖かさを感じる日もちらほらと。 春は確実に近づいていますね。
とはいえ、まだまだ朝晩冷え込む日も多いうえに、乾燥が続き「インフルエンザ」も気になります。 
お蔭様で、毎日のお茶習慣のおかげか、今年も「風邪」「インフル」知らずで過ごしております。
 お手軽なお茶習慣

さて、時間のある時は茶器を使ってゆったりと「茶葉」で淹れたお茶を楽しみたいものですが、時間に追われる毎日は、手軽にお茶を楽しみたいものです。 そんな「お手軽なお茶習慣」にはティーバッグのお茶が便利ですね。
ところで、そんなティーバッグの起源について、以前「1908年にニューヨークの貿易商であった、Thomas Sullivan氏が考案したと言われている」とお伝えしたかと思います。
 ティーバッグの起源

ティーバッグの起源として一般的に伝えられている話しとしては、商品サンプルの紅茶の葉を、絹製の小袋に入れて小売商に送ったところ、それ自体が商品と勘違いされて、袋のままお湯に漬けて紅茶を入れてしまったことが始まり、という話じゃないでしょうか?
これがほぼ定説として、wikipedia なんかにも載っているようです。
ところがある記録によると、ティーバッグの起源はさらに7年ほど遡るようなんです。
◎ 二人の発明家。

時は、1901年8月26日のお話です。アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキーのRoberta C. LawsonさんとMary Molarenさんという二人の女性が、「Tea-leaf holder(茶葉ホルダー)」という特許を申請しています。
そしてその図面を見ると、これがなんと今で言うティーバッグにそっくりなんです。

当時お茶を淹れる時には、一般的にはポットで入れていたようですが、1回にそれなりの量の茶葉を使用し、しかも置いておけば新鮮さは失われ捨てられてしまうことも多く、この二人の女性は無駄になると考えたようです。
そこで、メッシュ編んだ綿の布を二つ折りにし、両脇を縫って袋状にしたものに、上の開き口に垂れ蓋を付け、この蓋を折り畳むことで口を閉じる」小袋を考案しました。
この小袋に一杯分の茶葉を入れ、カップに入れてお湯を注ぐことで、茶葉の無駄を防ぎつつ新鮮なお茶を一杯分だけ淹れる事ができるというわけなんです。 まさに、ティーバッグそのものですよね。
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◎ 発明のその後は!?

記録では、2年後の1903年3月24日に、お二人は特許を取得されています。
公式なアメリカ政府の記録ですから、これ以上確かなものはありませんよね?
ただ、残念ながらその後この特許がどのように使われたのか?お二人の特許が普及したのか?など、この特許に関係するティーバッグの記録は一切確認できませんでした。
そして、その後の記録ではじめて登場したティーバッグというのが、先の1908年のThomas Sullivan氏のお話というわけです。  画期的な特許も、商売としては成立しなかったのかもしれませんね。
◎ はじめのティーバッグ

そもそも、サンプル用の包装の勘違いからスタートしたというティーバッグ。 注文が入り、普通の容器に商品の茶葉を入れて送ったところ、「なぜ袋に小分けされていない」とクレームが入ったとか。 それで、小分けの袋を商品パッケージとして販売するようになったそうです。
ところが、一般的な茶葉を絹の袋に入れて使い捨てにするにはコスト的に合わず、また絹の布目も細かすぎて抽出に向かない事から、布を綿に変えると共に中の茶も茶葉の加工時の粉と茎を砕いたものにして抽出しやすくしたものが、ティーバックとして商品化されたようです。 
しかし、この「はじめのティーバッグ」は、端を糊で閉じていたため、熱湯を入れると糊が溶けだし、結果本来のお茶風味を大きく損なっていたようですね。
そんなティーバックも味より利便性が勝り、特に第一次世界大戦当時、一部の国では兵士にティーバックが配給されたことで徐々に広まって入ったそうです。
◎ そして現代のティーバック!

そんなティーバックも、現在では「お茶本来の風味を、手軽に味わえる使いきりの茶器」としてのコンセプトで改良が加えられてきました。
特に、テトラ型形状のティーバッグの登場で、ポットの中でゆったりと茶葉が対流するジャンピングをティーバッグ内でも行わせるスペースを確保したことから、現代のティーバッグは『ポットで淹れたお茶』に遜色無い風味を実現しています。
それを考えると、初期のティーバッグとは名前は同じでも全く別物といっても良いんじゃないでしょうか?
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◎ まずは手軽にお茶を楽しみましょう♫

特許の行方はどうなったのか?とか、 Thomas Sullivan氏は特許の事を知っていたのか?とか、いろいろ想像するときりはないですが、なんてことに思いを馳せながら、今日のティータイムを楽しみたいと思います。
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リーフ(茶葉)のお茶セットだと給湯室など、それなりにお茶のセットの保管や準備に場所を取りそうですが、ティーバッグだとお湯を入れた保温マグと何種類かのティーバッグで、手軽にデスクでお茶を楽しんだりされる方も増えていますよ!
茶柱くん_手つき
 https://www.takezawa-seicha.co.jp/item/tyabasen.html

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